フジテレビの伊藤利尋アナウンサー(52)が、2023年9月30日から同局系情報番組「めざましテレビ」(月~金曜・前5時25分)のメインキャスターに就任します。一度は離れたものの、入社した年に出演するなど思い入れは深く、12年半ぶりに看板番組に“復帰”する覚悟について迫ります。
12年半の歳月
伊藤アナは「めざましテレビ」を卒業した後の12年半の間に、4つの帯番組を担当してきました。その期間中に彼が感じたことや学んだことは多く、50歳を過ぎた今だからこそ、現場で求められる仕事の幸せを深く理解していると語ります。
「現場に求められて仕事することが幸せなことだと、キャリアを重ねるほどに感じます。」と彼は語り、その思いは非常に強いものです。過去の経験を生かしつつ、再び「めざましテレビ」のキャスターとしての責任を果たす意欲に満ちています。
伊藤アナのキャリアデータ
年 | 主な活動 |
---|---|
1995 | フジテレビ入社 |
1995 | 「めざましテレビ」初出演(入社年) |
2011 | 「めざましテレビ」を卒業 |
2012-2023 | 4つの帯番組を担当 |
2023 | 12年半ぶりに「めざましテレビ」に復帰 |
思い出の「めざましテレビ」
伊藤アナが「めざましテレビ」に関連する記憶は、非常に多様で色彩豊かです。入社当初から番組に参加し、時には「めざまし調査隊リポーター」を担当したり、「アミーゴ伊藤」として中継先に赴いたりしました。彼は「最初は右も左もわからなかった」と語りますが、時代の変化にも柔軟に対応し、自由なスタイルで報道に携わってきたことが彼の成長を促しました。
「アミーゴ」で中継を担当した際には、台本を自分で作成し、今へとつながる礎を築いたと感じています。このような多様な経験が、彼の覚悟を支える土台となっています。
番組のエヴォリューション
「めざましテレビ」は、放送30周年を迎え、過去30年間にわたって守り続けてきた明るいテーマを中心に、時代に合った新しいスタイルへと進化を続けています。伊藤アナは、その進化を引き受ける責任を強く意識しています。「失敗できない」との覚悟が、彼の口からも語られています。
新たな挑戦と生活リズムの変化
「めざましテレビ」のメインキャスターに就任する伊藤アナにとって、生活リズムの変更は避けられません。彼は「起床は、2時半くらい」と笑いながら語り、これまでの生活スタイルが一変することを理解しています。
今後の生活リズム
時間 | 活動 |
---|---|
2:30 | 起床 |
1:00-2:00 | 就寝(現状) |
7:30 | 現在の起床時間(ブレインストーミング) |
「今は深夜に寝て、7時半に起きるなど、全く異なる生活を送っています。」と語りつつも、年齢を重ねるごとに自然と早起きできることへの期待を寄せています。
楽しいオフタイム
伊藤アナは、仕事だけでなくオフタイムも重要だと考えています。「飲みに行く回数が多くなってしまったが、昼間は飲みに行けるのではないか」と冗談交じりに話します。また、TBSの安住アナともお互いの興奮を分かち合うやり取りが行われており、同業者同士の絆が感じられます。
野球と家族の時間
最近は、子供たちと一緒に神宮球場に通う機会も増え、野球ファンとして再び楽しむ場面が多くなってきました。「ビールを飲み、から揚げを食べて、応援歌を歌う。」そんなアクティブな姿が目に浮かびます。
FAQs
Q1: 伊藤利尋アナはなぜ「めざましテレビ」に復帰したのですか?
A1: 伊藤アナは、現場で求められることの幸せを感じているからです。彼は「恩返し」の想いを抱いており、経験を生かして新たな挑戦を決めました。
Q2: どれくらいの間「めざましテレビ」に出演していなかったのですか?
A2: 12年半の間、「めざましテレビ」から離れていたことになります。この間に他の帯番組での経験を積みました。
Q3: 伊藤アナの趣味や特技は何ですか?
A3: 正直に言うと、特にこれといった趣味や特技はないようですが、家族との時間を大切にし、最近は野球観戦を楽しんでいます。
総じて、伊藤アナは次世代に良い形でバトンをつなげていく意志を強く持っており、そのスタンスが新たな朝の顔としての復帰を支えているのです。