自主制作の侍映画「侍タイムスリッパー」がついに1館から全国上映!

映画

映画「侍タイムスリッパー」は、2024年9月14日に東京・新宿ピカデリーで全国公開を迎え、主演の山口馬木也、冨家ノリマサ、沙倉ゆうのほかのキャストが登壇した舞台挨拶が行われました。本作は、幕末の京都から現代の時代劇撮影所にタイムスリップした会津藩士・高坂新左衛門を描いたコメディーです。2023年8月17日に東京の池袋シネマ・ロサで1館のみで上映を開始し、その後の口コミで大きな反響を呼び、全国の映画館での拡大上映が決定しました。

「侍タイムスリッパー」の物語

映画のストーリーは、会津藩士の高坂新左衛門が嵐の夜に長州藩士と戦っている最中、落雷によって意識を失い現代の時代劇撮影所にタイムスリップするという内容です。彼は自らの剣技を駆使して「斬られ役」として新たな生活を送ることを決意します。このユニークな設定が観客の心に響き、広がる口コミへと繋がりました。

主要キャストとスタッフ

キャスト名 役名
山口馬木也 高坂新左衛門
冨家ノリマサ 風見恭一郎
沙倉ゆうの 山本優子
庄野崎謙 山形彦九郎
井上肇 撮影所所長・井上
安藤彰則 斬られ役俳優・安藤

監督の安田淳一は、一人で脚本、原作、撮影、照明、編集、VFXなど11の役割を担い、わずか10人ほどのスタッフと共に本作を完成させました。自主制作映画であるにもかかわらず、その制作過程はまるで大手スタジオのように緻密でした。

全国拡大上映の成功

本作は、SNSや口コミでの話題を受け、上映開始からわずか1か月で全国100館以上の映画館での公開が決まるという異例のスピードで成長しました。観客動員数も急増し、映画関係者やファンからは「カメラを止めるな!」のような現象として注目されています。多くのファンが本作のユニークなストーリーと魅力的なキャラクターに惹かれ、映画館に足を運びました。

日付 映画館数
2023年8月17日 1館
2023年9月13日 100館以上

口コミの力

観客の反響は非常に大きく、公開直後からSNS上では感動的な口コミやレビューが相次ぎました。出演者の山口馬木也は、「お客様の顔を見ていると、この映画を愛してくださっているんだなと、自然と涙腺が緩んでくる」と感想を述べています。このような共感をもたらす映画体験が、観客の支持を集める大きな要因となりました。

撮影裏話とエピソード

撮影現場でのエピソードも多く、安田監督が撮影中に様々な役割を担ったため、チーム全体の連携が強固でした。山口は「助け合いながら制作していた。まるで学園祭のような雰囲気だった」と語ります。また、特に印象的なシーンでは、撮影が途中で中断されるというハプニングもあり、急遽キャンプ場で続行することになったエピソードも話題となりました。

監督とキャストのコメント

  • 安田監督:「この作品はタイムスリップを扱っていますが、上映中に声を出して笑ったり、拍手したりと、子供の頃の映画館のような雰囲気になります」
  • 冨家ノリマサ:「ここまで来ると思っていなくて夢の中を歩いているようです」

FAQ

Q1: 「侍タイムスリッパー」はどのようなジャンルの映画ですか?

A: この映画はコメディー要素を取り入れた時代劇です。

Q2: どのようなストーリーが展開されていますか?

A: 幕末の武士が落雷によって現代にタイムスリップし、時代劇の斬られ役として生きていく姿を描いています。

Q3: どこの劇場で観ることができますか?

A: 現在、全国の100館以上で拡大上映されています。詳細な上映劇場情報は公式サイトでご確認ください。

まとめ

映画「侍タイムスリッパー」は、自主制作でありながら全国公開が実現した奇跡の作品です。キャストやスタッフの熱意が詰まったこの映画が、今後さらに多くの人々に愛されることを期待しています。興味を持たれた方は、ぜひ劇場でその魅力を体験してみてください。

この映画に関する詳しい情報は、映画ナタリーをご覧ください。

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